転職回数を考える

転職で気になることといえば、転職回数についてです。企業側も気にする部分ではありますが、特に転職回数の多い求職者自身も非常に気にする部分です。まず転職回数の多さというのは、メリットでもありデメリットでもあります。なぜかというと、回数が多いということはさまざまな企業を経験していることから、適応能力の高さや柔軟性があることをアピールすることができるという点ではメリットです。しかし、我慢がきかないのではないか、飽きっぽい性格なのではないか、といったイメージを与えかねないという面から見ればデメリットになります。では転職回数の多さがデメリットになりにくい転職とはどのような転職なのでしょうか。

それは転職するにあたって、一貫していることがあるということです。それは職種であっても、業界であってもかまいません。この仕事が好き、この業界が好き、だからこそキャリアアップを図りたいと考え転職を繰り返した結果、回数が多くなっているという場合です。この場合、転職回数の多さが必ずしもデメリットになるとは限りません。逆に、転職において一貫性がなく、何となく転職を繰り返しているようなイメージを与えるような職歴の場合は問題です。採用してもすぐに辞めるのではないか、と企業側に否定的に見られる危険性が高くなるからです。

そういった意味では転職というのはただ漠然とするものではなく、きちんと目的を持ってすることが大切だということが分かります。もし今まで何となく転職をしてきたという人がいるのなら、次に転職を考える際には転職の目的をしっかり考えてから転職活動をするようにしましょう。

イメージ また時代も変わってきたもので、長い間ひとつの企業に勤めてきたということがメリットにならない場合も出てきています。なぜかというと、求職者が仕事を通して何を得てきたのか、成長してきたのかという面を企業側が重視するようになってきているからです。転職回数の少なさしかアピールする点がないのなら、それはそれで問題です。転職回数に関わらず、求職者自身の仕事に対する姿勢や考え方が今まで以上に問われている時代なのだ、ということをまずは理解しましょう。